堺市北区の小児科・アレルギー科「いけだこどもクリニック」成長ホルモン(低身長)・検診・予防接種

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アレルギー性鼻炎

アレルギー性鼻炎とは

ハウスダストや植物の花粉などによって鼻の粘膜が刺激されることにより起こる鼻炎のことを「アレルギー性鼻炎」といいます。近年では、アレルギー性鼻炎を発症するお子さんの年齢の低下が進み、アレルギー性鼻炎によって鼻水・鼻づまり・くしゃみなどの症状が続くことによって、学校生活やクラブ活動、受験勉強などに支障をきたしているお子さんが数多くおられます。そのため、たかがアレルギー性鼻炎と思っていても、しっかりと対策をすることが大切です。

原因

アレルギー性鼻炎は通年性と季節性に分けられます。一年中鼻炎が起こるものを「通年性アレルギー性鼻炎」、スギやヒノキなどの花粉のように特定の季節にだけ症状が起こるものを「季節性アレルギー性鼻炎」と言います。花粉症は花粉が原因で起こる季節性のアレルギー性鼻炎となります。

アレルギー性鼻炎の原因となる物質には以下のものが挙げられます。
通年性:ダニ、ペット、カビ、ハウスダスト(ホコリ)、PM2.5など
季節性:スギ、ヒノキ、ヨモギ、イネ、ブタクサなどの植物の花粉

症状

  • 鼻水
  • 鼻づまり(鼻閉)
  • くしゃみ

上記3つの症状をアレルギー性鼻炎の3主徴といい、代表的な症状になります。
また、上記以外にも、目のかゆみや赤み、耳のかゆみや乾いた咳などもよくみられる症状の一つです。まれに3歳くらいの小さなお子さんでもアレルギー性鼻炎を発症することがありますので、気になる症状がある場合は、一度ご相談ください。

治療

お子さんの症状に合わせて、飲み薬、点鼻薬、点眼薬などを処方いたします。 飲み薬には、小さなお子さんでも飲みやすいシロップやチュアブル錠などもありますので、お薬のご要望についてはお気軽にご相談ください。 アレルギーのお薬は服用してから効果が出るまで時間がかかります。そのため、症状がひどくなる前にお薬を服用することが大切です。お子さんの気になる症状があれば、早期受診をおすすめします。

ご家庭での注意事項

日々の生活で体に侵入するアレルギーの原因物質の量をなるべく減らすことが大切です。マスクの着用や花粉のつきにくい服装、定期的な掃除、家に花粉が入らないようにする工夫、防ダニ用の寝具の使用などがおすすめです。

こんな時は受診しましょう

アレルギー性鼻炎は進行すると、副鼻腔炎や中耳炎を合併することもあります。そのため症状の軽いうちからできるだけ早期に治療を開始することが大切です。お子さんの鼻水・鼻づまり・くしゃみなど気になる症状でお悩みの際は、お気軽に当院までご相談ください。